他の疾患
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このような症状の方はご相談ください
やけどをしたら、流水で30分程度すぐに冷やしましょう。受診が遅れると、細菌感染が起こったり、あとが残ってしまったりすることがあります。最近多いのは女性のコテによるやけどです。コテによるやけどは顔周囲に受傷することが多いですので、きれいに治すためにも早期の皮膚科受診をおすすめします。また、とくに注意が必要なのは、低温やけどです。湯たんぽやカイロによるやけどはゆっくりと深い組織まで損傷するので、治るまで何ヶ月もかかったり、手術が必要となったりすることもあります。
やけどは深さや潰瘍ができた場合、潰瘍の深さにより、その時最も使用するのに望ましい外用剤を選択して治療に用いていきます。
足の皮膚の一部分に慢性的な圧迫などの刺激が加わり発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるものです。痛み以外にも赤みを伴う場合は、細菌感染を起こしている可能性もありますので、早めに皮膚科を受診してください。うおのめは厚くなった部分にさらに刺激を受けて硬く、芯を持つようになってきます。歩く度に刺激され痛みが生じます。また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)といういぼの一種です。いぼは、ダーモスコピーという皮膚を拡大して観察する検査で点状の出血などを認めた場合に診断できます。うおのめと似ていますが、これはイボウイルス性の腫瘍で知らずに削ってしまうと、かえって患部を広げてしまうことがありますので注意が必要です。鑑別をきちんとつけるためにも、皮膚科の受診をお勧めします
たこやうおのめはしっかりタコ削りの処置をして、今後の予防やケアのため保湿剤を処方します。カミソリやニッパ型爪切りなど使用して患者さんの健康的な歩行、フットケアに努めます。定期的なご受診をおすすめします。
巻き爪とは足の指にある爪の両端の先端部が大きく内側に湾曲した状態を言います。負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。巻き爪が進行すると肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込み、次第に激しい痛みを引き起こすようになります(陥入爪:かんにゅうそう)。さらに曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になる場合もありますので早めの治療をおすすめします。また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。歩行に痛みを伴うと、健康のために歩く機械もモチベーションも減ってしまいますのでしっかりフットケアをして痛みを伴わない健康的な足の状態を目指しましょう。
痛みや腫れを和らげるために、湿布や塗り薬、または抗生物質などが処方されることがあります。重症の場合は手術が必要となることもあります。巻き爪を放置すると、重症化することもあるため、早めの治療が大切です。
尋常性白斑は、皮膚の一部の色素が抜けて白斑を生じる病気です。白斑を生じる病気には、脱色素性母斑(先天性。増加や広がりを認めることはない)やサットン白斑(ほくろのまわりが白く抜ける)、炎症後色素脱失(強い日焼けなどの炎症のあと、不整な形に白く抜ける)などがありますが、白斑症の約6割が尋常性白斑です。尋常性白斑のはっきりとした原因はまだ不明ですが、自己免疫疾患に合併することが多いことから自己免疫説が提唱されています。
VTRAC(紫外線療法)を使用します。
「VTRAC」という機器を用いて紫外線療法も行っております。「VTRAC」は308nmという紫外線を炎症部位に局所的に照射し炎症を抑えます。局所的に照射で身体への負担も少なく短時間で治療を行えます。
円形脱毛症は毛を作る毛包周囲に炎症が起き、一部のリンパ球が毛包の組織を壊そうとする自己免疫反応が起きてその影響で毛が抜けてしまう病気です。脱毛症状は頭部に1個単発に円形にできることもあれば、頭部に多発したり 眉毛やまつ毛、ひげ部分 体毛にも及ぶ場合もあります。円形脱毛症は発症しやすい体質的な方もみえますし、アトピー素因や甲状腺の疾患によるもの 膠原病
など他の病気と関連しておこる場合もあります。
ステロイド局所注射、内服や外用による治療、VTRAC(紫外線療法)、液体窒素を使用した治療などがあります。
「VTRAC」という機器を用いて紫外線療法も行っております。「VTRAC」は308nmという紫外線を炎症部位に局所的に照射し炎症を抑えます。局所的に照射で身体への負担も少なく短時間で治療を行えます。